★映画史上ベスト200シリーズ「アメリカ映画」／キネマ旬報社

キネマ旬報が出した、映画史上ベスト200シリーズ「アメリカ映画」 「大列車強盗」から「E・T」まで201本のアメリカ映画を取り上げています。 哀愁、市民ケーン、カサブランカ、裏窓、エデンの東、7年目の浮気、リオ・ブラボー、お熱いのがお好き、サイコ、明日に向って撃て！などなど読み応え充分です。 本の上部などに経年のヤケやシミがありますが、42年前の本にしては中味の状態は悪くないと思います。 「アメリカ映画２００」は、1982年５月発行の『日本映画２００』に続く「映画史上ベスト２００シリーズ」の第２集である。このシリーズは“心に残る永遠の名作、時代を画した不滅の傑作”をキャッチ・フレイズに、世界映画史に残り、かつ残すべき映画を、日本、アメリカ、ヨーロッパ(その他を含む)の3つに分け、それぞれ200本を選び出し、解説するもので、このあと「ヨーロッパ映画２００」が続刊される。「アメリカ映画２００」は、選者に登川直樹、筈見有弘、双葉十三郎、丸尾定、ドナルド・リチーめ５人の映画評論家を委嘱、それぞれが選んだ200本を基礎に置いて、筈見、丸尾とキネマ旬報社編集部が取捨選択を討議、これを最終選考として掲載作品を決定した。選考に当たっては、現在から過去を見通す史的展望に立ってベスト作品を決定したが、芸術的ベスト作品に限らず、その時代時代に重要な役割を果たして映画史上に記録しておくべき作品も取り上げることにした。なお、このアメリカ映画200本に関しては最終選考後、上記の観点から是非とも加えるべきだという選者の意見から1982年６月アメリカ公開の「E.T.」をあえて取り上げることにし、 200本の別枠として加えた。したがって、ここで取り上げた作品は正式には201本というごとになる。スタッフ、キャストなどのデフタは本文では略記にとどめ、その詳細は資料として巻末に一括して掲載した。また、固有名詞の表記は“English Pronouncing Dictionary of Proper Names”(「固有名詞英語発音辞典」、 1971年、三省堂)に準拠した。なお、写真の人物説明は原則として左からにしてある。

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